感染症

母乳に乳酸菌が含まれてるって本当?

母乳を飲んでいる赤ちゃんの腸内はそうでない赤ちゃんと比較して、ビフィズス菌の量が非常に多く大腸菌は10分の1であることが分かっています。
この原因は長いこと分かっていなかったのですが、近年の研究結果によって、母乳の中にはビフィズス菌のエサとなるラクトNビオースという糖があることが分かりました。
ビフィズス菌はこの糖を取り入れることで赤ちゃんの腸内で爆発的に増殖していき、生後5日目には腸内がビフィズス菌でいっぱいの状態になることが分かっています。

粉ミルクも母乳に近い成分になるように作られてはいるのですが、やはりビフィズス菌の増殖に非常に良い働きをするという点では母乳にはかなわないようです。
ですから、赤ちゃんの健康を考えるのであればできる限り母乳を飲ませるというのが良いでしょう。

また、離乳食の始まる時期になると母乳を飲む分量が減るということもあり、腸内細菌のバランスがビフィズス菌優勢でなくなることが知られています。
そのため、その時期の赤ちゃんに与えるビフィズス菌のサプリメントなども販売されています。

以上から分かる通り、赤ちゃんの腸内は母乳の働きによって善玉菌の代表であるビフィズス菌優勢の状態になっているのです。

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